アーム株式会社のこだわり

アーム株式会社のこだわり



売り手よし、買い手よし、世間よし   「三方よし」

私の故郷である滋賀県には江戸時代から明治期にわたり、近江商人と呼ばれる多くの大商人が次々に出現したといわれています。
近江商人という人々は、地元の近江を活動の場とするのではなく、近江国外で活躍し、原材料(地方物産)の移入と完成品(上方商品)の移出を手がけ、現在の日本の経済と経営を先取りするような先進的な商人達であったと言い伝えられています。
その近江商人を象徴する言葉として「三方よし」という言葉が非常に有名でございます。
麻布商の中村治兵衛宗岸という人が、15歳の養嗣子に認めた書置(かきおき)のなかの次の一節が「三方よし」の直接の原典となったとあります。

その一節が・・・
『たとへ他国へ商内に参り候ても、この商内物、この国の人一切の人々、心よく着申され候ようにと、自分の事に思わず、皆人よき様にと思い、高利望み申さずとかく天道のめぐみ次第と、ただその行く先の人を大切におもふべく候、それにては心安堵にて、身も息災、仏神の事、常々信心に致され候て、その国々へ入る時に、右の通りに心ざしをおこし申さるべく候事、第一に候』

の条文は以下のように読み解くとあります。
『他国へ持下り商いに出かけた場合は、持参した商品に自信をもって、その国のすべての人々に気持よく使ってもらうようにと心がけ、その取引が人々の役に立つことをひたすら願い、損得はその結果次第であると思い定めて、自分の利益だけを考えて一挙に高利を望むようなことをせず、なによりも行商先の人々の立場を尊重することを第一に心がけるべき である。欲心を抑え、心身ともに健康に恵まれるためには、日頃から神仏への信心を厚くしておくことが大切である。』

文中にある、自分だけのことを考えて一挙に高利を望んだりせず、損得は天道のめぐみ次第であると思い定め、ひたすら人様の役に立つことのみを心がけよという他国行商の教えは顧客満足をたかめることこそ、家業永続のもとになることを指摘していると受け止めることができると私は捉えています。

現代はデフレ基調であり、一方では価格は安価に越したことはないという風潮があります。しかし、他方では多少高価でも、満足や楽しみを与える価値のあるものには出費をいとわない傾向があることも事実でございます。
お客様の求めるものが単なる価格だけでなく質を加えたものに多様化し、量で満足するものと、質にこだわる場合とに分かれてきているのであると私は考えます。
この市場の変化を巧みに捉えることでお客様の満足を高めることができる、お客様のニーズに叶ったもの、さらにはお客様のニーズを曳きだすような売り方や商品の開発が求められているのであると捉えています。

売り手よし、買い手よし、世間よしという「三方よし」の理念を大切に尊重してゆくことが、我々アーム株式会社の指名であると捉えており、私のこだわりであります。

               アーム株式会社 代表取締役 社長 北川 善一

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